ファシリテーター経験者より
ファシリテーター経験者より
運営側も、参加者も、リラックスして楽しめる
沖縄リハビリテーションセンター病院 医師 手塚幸雄
あなたは事例検討会の進行役を任命されました。どのようなことを考えますか。誰にどの順番で意見を求めればよいか、意見が分かれたらどうしよう、最後はどのようにまとめれば良いか、開催する前からそわそわしませんか。
『問題解決しない事例検討会』では、そのような心配は不要です。進め方は決まっているので、迷いません。何かを決めることはしないので、結論に向けて無理な誘導をする必要もありません。人前が苦手な私でも、安心して進行役を務めることができました。少し緊張はしましたが、参加者と一緒に、心地よい時間を経験できました。
『問題解決しない事例検討会』は、参加者だけでなく、運営する側もリラックスして楽しめます。
ファシリががんばらなくても、イイ感じ?
国立病院機構さいがた医療センター 心理士 大越拓郎
『問題解決しない事例検討会』にファシリテーターとして参加する機会をいただいたとき、誰も発言しなくて”しーーーん”としてしまったらどうしよう(゚Д゚;)と不安になり、それだけは避けたいと思って、ヨシ、がんばろう!と意気込みましたが、終わって振り返ってみると自分がそんなにがんばらずともその場に心地良く居られたことに気づいて驚きました。
『問題解決しない事例検討会』は「心理的安全性」を重視した構造なので、ファシリテーターがそこまでがんばらなくても参加者が発言しやすく、事例への理解を深めやすい雰囲気がイイ感じに醸成されるのだと理解しています。
がんばらなくてもイイ感じ?お得で贅沢なファシリ体験をみなさんにもお勧めしたいです。
みんなでカレーをワイワイしながら作っている感覚
あきやま病院 作業療法士 前田大輝
「ファシリテーターを務めながら、事例の理解を深めていくのは大変では?」と、思っていました。でも、参加者として、運営側として、様々な立場で『問題解決しない事例検討会』に参加していると、自分が感じたことと皆さんの質問や仮説が相まって、ファシリテーターをしながらでも、くっきりと事例の像が見えてくるときがあります。その瞬間がたまらないです。私見ですが、みんなでカレーをワイワイしながら作っている感覚です。
ファシリテーターを上手くやろうとかは思わなくて良いと思います(ソウルの理解は必要です)。なぜなら、ソウルを理解した皆さんがきっと、導いてくれるからです。