認定看護師のご紹介
現在、さいがた医療センターでは4分野の
認定看護師が活躍しています
認定看護師 (Certified Nurse) とは
認定看護師とは、日本看護協会や日本精神科看護協会(以下協会)が認定する教育機関で教育を受け、各協会が定める認定審査に合格し、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められた者で、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上を図ります。認定看護師は特定の看護分野において、以下の3つの役割を果たします。
実践
個人、家族及び集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する。
指導
看護実践を通して看護職に対し指導を行う。
相談
看護職等に対しコンサルテーションを行う。
認定看護師の活動の様子
《感染管理認定看護師の活動》
院内感染予防対策チームで中心的役割を担い、感染制御医師や臨床検査技師・薬剤師等と協同し、感染防止に関する活動を行っています。定期的にセンター内をラウンドし、手指衛生をはじめ、環境整備、廃棄物の管理など基本的な感染対策の指導を行い、標準予防策の浸透に努めています。また、感染対策の重要性を職員ひとりひとりが理解できるよう職員研修を実施しています。各部署のリンクナースを育成し、患者さん・ご家族に安全な医療を提供できるように取り組んでいます。
《精神科認定看護師の活動》
患者さん一人ひとりが自律した生活を送ることができるよう、ともに歩む治療の実践を目指しています。 患者さん自身が持つ「答え」を導き出せるよう、日々の関わりを大切にしながら看護師自身の看護観・人間力も育んで行けるよう取り組んでいます。
《認知症看護認定看護師の活動》
入院による環境の変化と身体的・精神的苦痛から不安や混乱を招きやすく、自分の思いを伝えることが難しい状況にある場合が多くあります。そのような状況にある認知症の方の思いに寄り添い、一人ひとりに個別的な援助ができる看護師を育成しています。
《摂食嚥下障害看護認定看護師の活動》
活動としては
- 食べられる口づくりをめざした
口腔ケア活動 - 低栄養の改善・予防をめざした
NST活動 - 食べられる口づくりをめざしためざした看護師への指導や相談をおこなっています。
院内認定看護師制度
Saigata Expert Nurse バッジについて
4つ葉のクローバーは、4つの政策医療(神経難病・重心・精神・医療観察法)を提供し、星のように輝く3分野(赤:感染管理、青:精神科看護、オレンジ:認知症看護)の院内認定看護師を意味しています。