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〒949-3193 新潟県上越市大潟区犀潟468-1

さいがた医療センター
アディクション(依存症)診療部門
Sai-DAT サイダット
- Saigata Division of Addiction Treatment -

依存症とは

アルコールや薬物など、高揚や酔いをもたらす物質を精神作用物質と言います。精神作用物質の依存、乱用を物質依存と呼びます。またギャンブルや食べ吐き、買物やゲーム、インターネットなど、特定の行動への依存を、行動依存(プロセス依存)と分類します。

どちらもコントロール障害、渇望、耐性の形成など、多くの共通点があります。
海外の研究によれば、行動依存でも物質依存と同様、脳の特定部位のドパミン活性が低下することが分かっています。

依存症が形成されると自分でコントロールをすることがむずかしくなり、ストレスがかかればかかるほど依存行動にのめり込んでいきます。
最初は楽しむためにはじめた行為がいつしか目的がすり替わり、ストレスを解消するため、イヤな気分を忘れるためへと変わっていきます。
やがてもとの量、もとの行動では十分な効果が得られなくなり、より激しいのめり込みへと進んでいきます。
この過程で仕事など、社会的な役割が困難になり、対人関係に支障が出てきます。うつや自殺のリスクも高まっていきます。

依存症は健康、社会性、人間関係などを壊していく、深刻な病気です。